Dynamics AX Memo: 2014

2014年10月31日金曜日

【AX2012R2】ステータスバーの表示を制御している項目

UserInfo.StatusLineInfo(int型）に-XXXという形で保持。
私がよく使う状態は-125。

以上

2014年10月21日火曜日

【AX2012R2】【Install】【DIXF】同一コンピューターにAOSを複数インストールする際のDIXF設定の注意点

対象

AOS及びDIXFのAOS conponentをインストール済みコンピューター
検証した環境はStandalone

上記コンピューターにAOSを追加（AXのデータベースも既存とは分けるためインストール）

このままだと、追加したAOSではDIXFのパラメータフォームが開かないので、AOSのbinディレクトリ（デフォルトはC:\Program Files\Microsoft Dynamics AX\60\Server\AOSname\bin）に下記ファイルを既存のAOSのbinディレクトリからコピーする。

DMFClientConfig.xml
DMFConfig.xml
Microsoft.Dynamics.AX.DMF.ServiceProxy.dll.config

この作業をしていない場合、DIXFのパラメーターフォームを開くとエラーが発生する。そのエラーを見れば上記ファイルが必要なことがわかる。

以上。

*追記　エラーが発生した時の対処方法が下記に記載してあった。

http://technet.microsoft.com/en-us/library/jj225595.aspx

2014年9月30日火曜日

【AX2012R2】同一コンピューター内でMulti AOS, Single SSRS Instanceを構成するときの注意点

前提条件

a single computer
a single SQL Server database instance is installed and configured on this computer
a single SSRS instance is intalled and configured on this computer
multiple AOSs is installed on this computer
musliple Dynamics AX Database is installed on this computer
create a report folder individually to each AOS

最初のAOSのインストールおよびAXの構成は問題は発生しないが、２つめのAOSからSSRSのレポートが表示されなくなる。

原因は、AOSのAx32Serv.exe.configに設定されているクライアント用のnet.tcpのendpointのポートが1代目のデフォルトの8201になっているためである。これをAOSをインストールしたときのポートに変更してAOSを再起動してやればよい。

以下、 Ax32Serv.exe.configの<client>タグの箇所。

<client>
      <endpoint address="net.tcp://localhost:8201/DynamicsAx/Services/AxClient" binding="netTcpBinding" bindingConfiguration="NetTcpBinding_SysWorkflowConfigurationService" contract="Microsoft.Dynamics.AX.Framework.Services.Client.AxClient.SysWorkflowConfigurationService" name="NetTcpBinding_SysWorkflowConfigurationService">
      </endpoint>
      <endpoint address="net.tcp://localhost:8201/DynamicsAx/Services/MetadataService" binding="netTcpBinding" bindingConfiguration="MetadataServiceBinding" contract="Microsoft.Dynamics.AX.Framework.Services.Metadata.Service.IAxMetadataService" name="MetadataServiceEndpoint">
      </endpoint>
      <endpoint address="net.tcp://localhost:8201/DynamicsAx/Services/QueryService" binding="netTcpBinding" bindingConfiguration="QueryServiceBinding" contract="Microsoft.Dynamics.AX.Framework.Services.QueryService.IQueryService" name="QueryServiceEndpoint">
      </endpoint>
</client>

2015/5/18 追記
ReportServerのbinフォルダにAOSへのアクセス設定をしたaxcファイルを配置しておく必要がある。
Microsoft.Dynamics.AX.ReportConfiguration.axc

Create a new Microsoft Dynamics AX configuration [AX 2012]

2014年9月18日木曜日

【AX2012】【DIXF】DIXF Product Entityのexportにおけるproduct bug

製品エンティティ (Product Entity) を使って、AXのReleased Productをexportすると下記2項目が正しくエクスポートされない。

EcoResStorageDimensionGroup_Name （保管分析コードグループ）
EcoResTrackingDimensionGroup_Name (追跡分析コードグループ)

例
Released Product data
ItemId   StorageDim TrackingDim
aaaa       sd1              td1
bbbb       sd1              td1
cccc       sd2              td1
dddd       sd2              td2
eeee       sd1              td3

Export to staging
ItemId   StorageDim TrackingDim
aaaa       sd1              td1
bbbb
cccc       sd2
dddd                       td2
eeee       sd1              td3

これはDMFEntityBase.copyTargetToStaging()のline 118で前のレコードと同じ値だと値設定の処理がスキップされるため。

2014年9月10日水曜日

【AX2012】【DIXF】DIXFのexportに関する備忘録

DIXFのexportに関するメモ。面倒なので箇条書き。

TargetEntityのmain data source以外は、data source name_field nameのパターンで自動マッピングされているものは、勝手にエクスポートされる。
Generate****() methodにmappingされている項目はこのmethodのif(!_stagingToTarget)にexportする項目を取得するロジックを書き、container resの変数にぶち込んでreturnしてやる。resに入れる順番はstaging tableのメソッドに対応するField Groupに並んでいる通り。
DMFProductTargetEntityにはbugsがある。InventItem****Setupとのjoinで複数レコードとれてしまうため、export to stating 時に同じItemIdで7回余計なinsertしてしまう。InventDimId = AllBlankあたりで絞ると都合がよい。

以上

2014年8月7日木曜日

【AX2012】AX Client で分析サーバーフォームを開くにはSQL AMOが必要

AX Clientでシステム管理の分析サーバーフォームを開くには、SQL Server Analysis Services Analysis Management Object （SQL AMOを事前にインストールしておく必要がある。

ただし、SQL AMOは、AX Clientインストール時の前提ソフトウエアになっていないため、AOSやSQL Serverが導入されないRemote Desktop Serviceサーバーへのインストールは見落としがちになる。

参考： Install SQL Server Shared Management Objects [AX 2012]

2014年7月17日木曜日

【AX2012】kernel hotfixをアンインストール後起動しなくなるAOSへの対処方法

Dynamics AXのkernel hotfixを適用した後、何らかの不具合が発生して「プログラムと機能」でアンインストールした場合は、そのままだとAOSが起動しなくなります。

対処方法は下記のblogに掲載されています。

AX2012: Error when downgrading the AX server kernel

どうやらkernelをversion upするとSQL ServerのAX DB内の一部システム用の値を更新するようです。
AOS起動時はその値とkernel versionが合っているかチェックしているようです。

2014年7月11日金曜日

【AX2012】Multi Instance SSRSを採用する方法

TechNetに以下の記事に記載されている。

Planning for reporting in Microsoft Dynamics AX [AX 2012]

以下、この記事の構成図を引用。

１．同一コンピューター上でSSRSをMulti Instance

２．１つのSSRS Instanceに対してAOSをScale out

３．SSRS InstanceをScale out